3 月 塾長日記

 3月 3日(月) 
 今日は公立高校の合格発表日でした。朝から待っていたのになかなか連絡が入らず、ちょっとイライラ、はらはらしていました。第一報が入ったのがお昼過ぎで、見事第一志望に合格していました。おめでとう・・・・パチパチパチ! その後ほぼ全員連絡が入ったり、学校の帰りに寄ってくれました。
 毎年この時期は、はらはらです。第一志望がだめで、第二志望に合格した子は、ニコニコして来た子もいれば、ガックリした様子の子もいました。
 12月から2月半ばまでの2ヶ月半も、授業と日曜日のテスト会で勉強してきました。やるだけのことはやって、目標点も決まって、それに向かって精一杯テストを受けたはずです。第二志望合格おめでとう。胸を張って合格したーー!って喜んで下さい。
 3月 4日(火) 
 昨日連絡無かった子が、今日来てくれました。「受かったから、母親がこれ持ってけーって。」と言ってお菓子をくれました。・・・・・・・・・・・・・・・・チャリ〜ン・・・・・・・・・・・・・・「先生の心子知らず」というか、連絡無いなぁ〜、大丈夫なはずだけどなぁ〜、でっ、でももしかしたら・・・・etc.etc.etc.と心配していたのに!
 まっ無事合格してくれたので良しとしようと、笑顔を作ってみましたが、ちょっと引きつっていたかも。
 3月 5日(水) 
 先週から今週にかけて、私立中学生と高校生の学年末試験です。この時期いろんな生徒がいろんな勉強をするので、ちょっと大変です。

 ※私立中学生と高校生は学年末テスト対策。
 ※公立の小学5年生までの子と中1.2年生はテスト直しをして、学年のまとめテキストを使って復習。
 ※受験が終わった小6生は英語のスタートに先だって、ローマ字の復習。数学のスタート。
 ※中3生は高校生活のガイダンスと大学に関する資料集の説明の後、新高校1年生の授業をスタートする生徒と、私立高校へ進学する生徒で、入学前にクラス分けテストを実施する高校があるので、その対策をして、その後高校へのガイダンス・・・・・・etc.

 みんな新しい学年に移って行くんだナァ〜〜と感じられる日々です。
 3月 8日(土) 
 1ヶ月ほど前なのですが、以前にも書いたテレビ番組の「アンビリーバブル」を見ていて、また感動したんですが、内容は身体障害者(車椅子を使う方)の男性に恋をした女性が、彼氏に気に入られたいために、自分の住んでいる町を少しずつ車椅子を使う方に易しい町に変えていく、つまりバリアフリー化していく話でした。
 喫茶店や食堂、旅館やホテル、観光施設などを1軒1軒回って、お店などを改造してもらっていく。もちろん改造費はお店持ちです。協力を得るのはとっても大変だったと思います。この女性のインタビューで、「動機は不純なんですが・・・・」って言ってましたが、すばらしいことだと思います。

 で、この動きに賛同した観光施設の一つが「鳥羽水族館」であり「ミキモト真珠」だったんです。つまり三重県でした。そしてこの動きがだんだん大きくなり、県全体の動きへと拡大していったんです。

 そして感動の第2段。それが三重県なんですね。つまり三重県知事 北川 正恭 さんです。
たぶん初めて実物(失礼)を見ました。思っていたような方でした。感動の第2段です。

 今、地方発の政治改革と言うことで、注目を浴びている県がいくつかあります。いろいろな意味での注目があると思いますが(東京都や長野県のように)・・・・・・・・・・・・・栃木県の福田知事、高知の橋本知事、宮城の浅野知事、岩手の増田知事、そして三重の北川知事。みなさん本気で地方発の政治改革を実行している方々です。

 その中で三重の北川知事のことはちょっと知っていたんですが、以前「日本初の 大統領にしたい男」と言う本を読んで、さらに好感を持っていた時だったんです。
 つまり日本初の大統領にしたい男とは、北川知事のことだったんです。詳しいことは省きますが、とことん職員と話し合い、とことん市民と話し合い、先送りされていた問題に真正面から取り組み、県の職員が変わり、市民が変わり、そして三重県全体が変わっています。
 三重県の職員も市民もみんなが自分で考え、意見やアイデアを出して行動して、県の行政や自分たちの生活に参加しています。そんな中で見たテレビ番組だったんで、「あ〜〜三重県だから出来たことなのかもしれない・・・。」と思ってしまいました。そして生(またまた失礼)の北川知事を見て感激してしまいました。

 別に三重県の宣伝をしているわけではありませんが、よく老後はスペインで・・・とかどこそこでゆっくり暮らしましょう・・・・なんて話を聞きます(老後を過ごすにはスペインがいいらしいのです?)が、私は三重県に移住しようかなぁ〜〜なんて、少し本気で考えてます。
 3月11日(火) 
 ようやくほとんどのテスト対策が終了しました。今週は振り替え授業をした生徒がお休みのため、静かな日々になりそうです。
 だから春期講習の準備と、新年度の準備と、大掃除をしようと思っています。
 3月19日(水) 
 静かな日々が過ぎています。近所の梅が、昨日の雨でだいぶ散ってしまいました。次はいよいよ桜だなぁーーって思いながら、町の景色を見ています。中3の卒業式はもう終わって、来週は小6の卒業式。みんなも復習をしながら、新学年の授業をスタートさせています。
 私も春期講習の準備もほとんど終わって、新年度の準備をしています。準備と言っても、大掃除と教材の入れ替えや整理ですが。あと他にも細々としたことがあるので、少しずつ準備を進めています。
 3月20日(木) 
 テレビを見ていてよく思うんですが、いろいろなコマーシャルが本当にたくさんあるなーと、今更ながら驚いています。伝えたいことをストレートに出しているのもあれば、このコマーシャルは何を言いたいんだろうと考えさせる物や、この商品とコマーシャルの内容に何か関係があるのかなぁーと思う物、いろいろです。
 私の好きな(印象に残っている)コマーシャルがあります。
 1つ目は、ずいぶん前にあったのですが、ジョニーウォーカーのコマーシャルで、イギリス(?)のカウンターバーで若い男性1人が友達を待っているところから始まります。
 その友達は、来る途中の暗い道ばたで、ある老婦人にお金を渡しているんです。その後バーのカウンターで飲んでいる2人。すると若い男性の方が、「ここに来る途中で老婦人に会ったろう。そしてその婦人の子供が病気で、お金が必要だって言っていただろ。お前お金をあげたのか。」、友達は「ああ。」と言ってロックのウイスキーを一口。
 すると若い男性は、「お前あれはウソだぞ。騙されたんだ。」
 それを聞いて友達は、「ウソか。じゃぁ病気の子供はいないんだね。」と言って幸せそうにまた一口。
 ・・・ん〜〜〜かっこいい!!!ウイスキーはジョニーウオーカーにしよう!とその時よく思いました。


 2つ目は、今流れている携帯電話のau(エイユー)のコマーシャルです。
 そう、あの「キミノトナリ、イイデスカ」の携帯メールのコマーシャル。二人の出会いから、いろんな出来事があって、あのホームの場面までの流れが、自然と想像できてしまいます。
 コマーシャルなのになぜか、ガンバレと言いたくなってしまうのは、私だけでしょうか?私だけですね!